VITA01 その2

どこまでお話しましたっけ。。

そうそう。VITAの走行性能が比較的高く、安全性にも非常に優れていると言ったところで終わってましたね。
それでなんで入門用のクラスのはずのVITA01が性能が高いのか。と言ったところのさわりだけ。ちょこっとご説明させていただきます。
まずは↓こちらの写真を御覧ください。

DSCN1704_R

 

DSCN1703_R

結構本格的な「レーシングカー」って感じではないですか?

乗用車で見慣れたサスペンションアームの太さだったり形とは随分と異なった見た目。
結構足も長いし。。

ボディの外板(カウルって言います)を外してみると。。なんとなくF1っぽくないですか?

このサスペンション形式は、多少の違いこそあれ基本的には同じような構造を持っている、
いわゆる純レーシングカーとしての「足回り」だからです。

ま。若干コアな言い方をすると、Vitaはアウトボード式ダブルウイッシュボーンサスペンションって言って、
ダンパーのマウント位置などに結構大事な違いもあったりもするのですが。ぶっちゃけそういうのはマニア向けな話。
setupの方向性に多少の違いこそあれ、ドライバーにはあまり影響しないと考えて良いと思います。

因みにGT500なんかも似たような形式と言っていいと思います。

コレはVitaの後ろのカウルを外したところ

もうガッツリレーシングカーだぜ!って感じはしてきませんか?

私個人としては結構アガってくるアングルなんですけどね。

平ったく言うと、きっちりレーシングカーとして設計されているから当たり前のように速く走れるんだよ。ということ。
次のページでご説明しますけど、要するにパワーと重量とタイヤのグリップのバランスが素晴らしい、
もっと言うなら、それに掛かるコストも非常に安く済むことで練習がたっぷり出来る。っていうのも大きな売りです。

ついでに前後に大きく張り出した黒くてゴツイ鉄のバンパーなんかもこの写真でよく見えますね。

コイツがものすごく安全性に寄与してくれて、万が一かなり激しいクラッシュを喫してしまっても、
コレやばくない?ってクラスのクラッシュでも。。ドライバーは怪我から守られます。

勿論他の装備もバッチリの上で、ルールを守った走行をちゃんとして。って話ですけどね。
物事に絶対はないですが、車両価格を含めてこのクラスのレーシングカーでは出色の安全性を確保している
と自分は確信しています。

やはりある程度危険性はあるスポーツですから。可能な限り安全性には気を使って設計されているこのVita01
今からサーキットに足を踏み入れようと考えている皆様には、とってもとってもオススメなCategoryだと言えると思います。

さて。次のページではクルマにとって大事な大事な要素である。。

黒くて丸くて奥深い。。そうタイヤのお話なんかにも少し触れておこうかなって

ちょっと思ってます。
その3 タイヤ編に続きます